11
エジプトのピラミッドと違って登れるのですね? |
|
登れるのは、今年が最後の年になるという話が毎年出ているようですが、まだ禁止にはなっていません。実際に登れるのは、北側と西側の2方向のみで南と東は階段が半分壊れていて立ち入り禁止となっています。
|
12
実際に登られてみてどうでした? |
|
結構急な階段でびっくりしました。ガイドブックにもそのような趣旨のことは書いてあり知ってはいましたが、実際に登って降りるとなるとちょっと勇気が要ります。特に下りはね。でも、頂上に立ったときの達成感やそこからの景色はバツグンでいい思い出になりました。
ちなみに事故に備えて救急車は待機していますが、過去に死亡事故は発生していないそうです。
|
13
チチェン・イツァーにはピラミッドのほか、聖なる泉や球技場、カラコル(天文台)などがありますが。 |
|
聖なる泉は単なる泉といった感じですが、1000年前にいけにえの乙女たちがその崖から身を投げたという説明を聞くと神秘的なものを感じますね。
|
14
球技場は如何でしたか |
|
古代メキシコで最大規模を誇る球技場で長さは約83m。そこでは宗教儀式として球技が行われ、勝ったチームの主将がいけにえにされたといいます。マヤではこの球技に限らず優秀な者がいけにえになったようです。私の場合は、古代メキシコでも長生きできそうです。
|
15
カラコル(天文台)にも足を運ばれましたか? |
|
もちろん行きました。チチェン・イツァーの遺跡は非常に大きくて、ざっと見るだけでも2万歩近く歩かなければならない。このカラコルの近くには尼僧院/教会がありこちらの装飾やモザイクも見事です。
|
16
ウシュマルにも足を延ばされたとお聞きしましたが。 |
|
チチェン・イツァーはカンクンにビーチリゾートに来られた人も訪問しますが、ウシュマルまで来る人は少ないですね。でも、どう表現すべきか悩むところですが、遺跡のバランスが良いというのか、非常に絵になりますね。ついついシャッターを切ってしまうような景色です。ここだけで、100枚以上撮ってしまいましたから(笑)。
|
17
ウシュマルの近くにカバーという遺跡もありますよね? |
|
ええ、ウシュマルから車で20分くらいのところです。ここは、コズ・ポップという仮面の神殿が見所です。このコズ・ポップには壁面いっぱいの雨神チャクが並んでおり、圧倒されますね。
|
18
次にメキシコ観光の目玉であるテオティワカンについてお伺いしたいのですが。 |
|
チチェン・イツァーの時にもお話しましたが、今回の旅行の主な目的の一つがこのテオティワカンのピラミッドに登るということでした。テオティワカンには月のピラミッドと太陽のピラミッドの2つのピラミッドがあります。太陽のピラミッドは世界で3番目の大きさを誇ります。(もちろん最大のピラミッドはエジプトのクフ王のピラミッドです)
|
19
月のピラミッドに登られていかがでした? |
|
テオティワカンのククルカンのピラミッドと比べると数倍登りやすかったですね。まぁー慣れもあるのでしょうが・・・。月のピラミッドの場合は、途中までちゃんとした(そうは言っても結構急ですが)階段があり、普通に登れます。しかしながら頂上付近になると階段が無くなり、もう山登りといった感じになります。でも、月のピラミッドから見る太陽のピラミッドも良いですよ。
|
20
そして次に太陽のピラミッドに登られた? |
|
太陽のピラミッドは、月のピラミッドから死者の道を500mくらい歩いたところにあります。この道は、幅40m、全長2.3qであり、宗教都市のメインストリートです。
太陽のピラミッドは月のピラミッドより高いのですが、月のピラミッド自体がやや隆起した土地の上に建っているため、頂上付近の標高はほぼ同じとなっています。同じく太陽のピラミッドにも登るわけですが、日ごろ運動をしていない私にとっては、体力的に結構きつく頂上にたどり着いたことには息が上がってしまいました。(階段がしっかりしており3つのピラミッドのうち、太陽のピラミッドが一番登りやすい)
|